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Acecore
目次
CloudflareだけでAstroブログにコメント機能を作る方法

静的サイトにコメント欄を付けるとき、まず候補に上がりやすいのは外部コメントサービスやGitHub Discussions連携です。

導入だけならそれも速いです。しかし今回は、外部コメントサービスに頼らず、CloudflareだけでAstroブログのコメント機能を作る 方針にしました。

実装の中心になったのは Cloudflare コメント機能を追加したPR です。この記事では、そのPRで入れた構成をもとに、他のAstroサイトでも再利用しやすい考え方として整理します。

なぜ外部コメントサービスを使わなかったか

外部コメントサービスにはメリットがあります。

  • 導入が速い
  • 管理画面や通知が用意されている
  • 既存のユーザー認証やスパム対策に乗れる場合がある
  • サーバー側の実装を持たなくてよい

一方で、公式サイトのブログに入れる機能として考えると、気になる点もあります。

  • 外部scriptやiframeが記事ページの読み込みに入る
  • UIをサイトのデザインに合わせにくい
  • コメントデータの保存先と削除方針をサービス側へ寄せることになる
  • 多言語UIやlocaleごとの見せ方を細かく制御しにくい
  • サービス終了、仕様変更、規約変更の影響を受ける

AcecoreのサイトはすでにCloudflare Pagesで配信しており、問い合わせAIもPages Functions経由で動かしています。

であれば、コメント機能も同じ境界に寄せて、Cloudflare Pages Functions、D1、Turnstileだけで完結させるほうが筋がよいと判断しました。

全体構成

今回の構成は次の通りです。

役割実装
表示UIsrc/components/BlogComments.astro
記事への配置src/views/BlogPostPage.astro
APIfunctions/api/comments.ts
保存先Cloudflare D1 binding COMMENTS_DB
bot対策Cloudflare Turnstile
環境設定wrangler.jsonc
schemamigrations/0001_create_blog_comments.sql
文言src/i18n/source/ja/blog.json と各localeのtranslation JSON

Astro側はコメント一覧とフォームを出すだけです。読み込みと投稿は /api/comments へfetchします。

Cloudflare Pages Functions側は、次の責務を持ちます。

  • GET /api/comments で記事slugに紐づくコメントを返す
  • POST /api/comments で投稿を受ける
  • OPTIONS でCORS preflightに返す
  • Originを確認する
  • 入力を正規化する
  • Turnstile tokenをCloudflareへ検証しに行く
  • レート制限と重複投稿チェックを行う
  • D1へ保存する
  • 公開用レスポンスから不要な内部情報を落とす

Cloudflare PagesのFunctions bindingは、Pages FunctionからD1などのCloudflareリソースに接続するための入口です。Cloudflare公式ドキュメントでも、D1 bindingはWrangler設定またはダッシュボードからPages Functionへ接続できるものとして説明されています。

D1をコメント保存先にする

コメントはリレーショナルデータです。

記事slug、表示名、本文、作成日時、削除日時、重複判定用hash、クライアント判定用hashを持ちます。

今回のschemaはシンプルです。

CREATE TABLE IF NOT EXISTS blog_comments (
  id TEXT PRIMARY KEY,
  post_slug TEXT NOT NULL,
  locale TEXT NOT NULL,
  author_name TEXT NOT NULL,
  body TEXT NOT NULL,
  body_hash TEXT NOT NULL,
  client_hash TEXT NOT NULL,
  user_agent_hash TEXT NOT NULL,
  risk_score INTEGER NOT NULL DEFAULT 0,
  created_at TEXT NOT NULL,
  deleted_at TEXT
);

表示対象は deleted_at IS NULL のコメントだけにします。

物理削除ではなくsoft deleteにしているのは、荒らし投稿を非表示にしつつ、あとから状況を確認できるようにするためです。小規模なコメント機能なら、いきなり管理画面を作るより、まずはD1上の deleted_at を運用で更新できる形にするだけでも始められます。

また、取得用、クライアント別制限用、重複検知用にindexを用意しています。

CREATE INDEX IF NOT EXISTS idx_blog_comments_post_created
  ON blog_comments (post_slug, deleted_at, created_at);

CREATE INDEX IF NOT EXISTS idx_blog_comments_client_created
  ON blog_comments (client_hash, created_at);

CREATE INDEX IF NOT EXISTS idx_blog_comments_duplicate
  ON blog_comments (post_slug, body_hash, created_at);

D1では、Function側から env.COMMENTS_DB.prepare(...).bind(...).all() のようにprepared statementを使います。Cloudflare D1の公式ドキュメントでも、bind() で値を渡すprepared statementはSQL injection対策として説明されています。

コメント本文やslugをSQL文字列へ直接連結しないことが重要です。

Wrangler設定をsource of truthにする

D1 bindingと環境変数は wrangler.jsonc に寄せました。

{
  "vars": {
    "COMMENT_ALLOWED_HOSTNAMES": "acecore.net,www.acecore.net,acecore-net.pages.dev,localhost,127.0.0.1",
  },
  "d1_databases": [
    {
      "binding": "COMMENTS_DB",
      "database_name": "acecore-comments-preview",
      "database_id": "...",
      "migrations_dir": "./migrations",
    },
  ],
  "env": {
    "preview": {
      "d1_databases": [
        {
          "binding": "COMMENTS_DB",
          "database_name": "acecore-comments-preview",
        },
      ],
    },
    "production": {
      "d1_databases": [
        {
          "binding": "COMMENTS_DB",
          "database_name": "acecore-comments-production",
        },
      ],
    },
  },
}

Cloudflare PagesのWrangler設定は、Pages project configurationのsource of truthとして扱われます。つまり、bindingや環境変数をダッシュボードの手作業だけに散らさず、リポジトリ側でレビューできる形にできます。

ここで大事なのは、preview/localとproductionのD1を分けること です。

コメント機能は投稿データを持つので、preview環境で本番D1へ書き込むと事故になります。今回も acecore-comments-previewacecore-comments-production を分け、同じ COMMENTS_DB binding名で環境ごとに向き先を変えています。

Turnstileはサーバー側で検証する

フロント側にはTurnstile widgetを置きます。

ただし、widgetを表示するだけでは不十分です。投稿時に取得したtokenをPages Functionへ送り、Function側からCloudflareのSiteverify APIへ検証しに行きます。

実装では次のようにしています。

const formData = new FormData()
formData.append('secret', env.TURNSTILE_SECRET_KEY)
formData.append('response', token)
if (remoteIp) formData.append('remoteip', remoteIp)

const response = await fetch(
  'https://challenges.cloudflare.com/turnstile/v0/siteverify',
  {
    method: 'POST',
    body: formData,
  },
)

Cloudflare Turnstileの公式ドキュメントでも、tokenはSiteverify APIでserver-side validationする前提で説明されています。tokenには有効期限があり、期限切れや再利用されたtokenは失敗します。

さらに、Siteverifyの結果に含まれるhostnameも確認します。

return Boolean(
  result.success &&
  (!result.hostname || isAllowedVerifiedHostname(result.hostname, env)),
)

これは、Turnstile tokenだけを見ると「どのhostnameで発行されたtokenか」を見落とすためです。CloudflareのAny Hostnameに関するドキュメントでも、server-side codeでhostnameを検証する必要があると説明されています。

Originとhostname allowlistを分けて考える

コメントAPIはブラウザから呼ばれます。つまり、CORSとOriginの扱いを決める必要があります。

今回の実装では、次の2段階で守っています。

  1. リクエストの Origin が許可されたhostnameか見る
  2. Turnstileの検証結果のhostnameも許可されたhostnameか見る

許可対象は COMMENT_ALLOWED_HOSTNAMES で管理します。

acecore.net,www.acecore.net,acecore-net.pages.dev

ここで acecore-net.pages.dev を許可すると、その配下のGit preview URLも通せます。

ただし、これは便利な反面、許可範囲を広げすぎると別環境から投稿できる面が増えます。外部サービスを使わずに自前で作る場合、このような許可リストの粒度も自分たちで責任を持つ必要があります。

投稿内容はかなり絞る

コメント欄は荒らされやすい場所です。

今回は、機能を広げるより先に「投稿できる内容」を絞りました。

投稿payloadは次だけです。

type CommentPayload = {
  slug?: unknown
  locale?: unknown
  authorName?: unknown
  body?: unknown
  website?: unknown
  turnstileToken?: unknown
}

website はハニーポットです。通常ユーザーには見えないhidden inputに値が入っていたらbot投稿として拒否します。

本文側では、次のような内容を拒否します。

  • URL
  • メールアドレス
  • HTMLタグ
  • Markdownリンク
  • 極端な連続文字
  • 宣伝やスパムで使われやすい語句
function isBlockedText(value: string): boolean {
  return (
    URL_PATTERN.test(value) ||
    EMAIL_PATTERN.test(value) ||
    HTML_TAG_PATTERN.test(value) ||
    MARKDOWN_LINK_PATTERN.test(value) ||
    REPEATED_CHARACTER_PATTERN.test(value) ||
    SPAM_WORD_PATTERN.test(value)
  )
}

かなり強めの制限ですが、公式サイトのブログコメントではこれで十分です。

リンクを貼れるコメント欄にすると、スパム投稿の動機が一気に増えます。まずは感想や補足だけを書けるコメント欄として設計し、必要になったら承認制や管理画面を足すほうが安全です。

レート制限は二層にする

Cloudflareだけで実装する場合でも、rate limitは考える必要があります。

今回は、2種類の制限を入れました。

種類役割
メモリ上の制限短時間の連続POST/GETをその場で抑える
D1上の制限isolateや再起動をまたいで、同じclientの連投を抑える

メモリ上の制限だけだと、Cloudflareの実行環境が変わったときに状態が消えます。そこで、D1にも client_hashcreated_at を保存し、直近の投稿数を見ます。

SELECT COUNT(*) AS count
FROM blog_comments
WHERE client_hash = ?
  AND created_at >= ?
  AND deleted_at IS NULL

client_hash はIPアドレスとUser-Agentから作ります。ただし、生のIPやUser-Agentをそのまま保存するのではなく、COMMENT_HASH_SALT を混ぜてSHA-256でhash化しています。

これにより、運用に必要な連投判定はできる一方で、不要に生の識別情報を保存しない設計にできます。

重複投稿もD1で見る

Turnstileを入れても、同じ本文を何度も投稿される可能性はあります。

そこで、本文を正規化して body_hash を作り、同じ記事に同じ本文が一定期間内に入っていないか確認します。

SELECT id
FROM blog_comments
WHERE post_slug = ?
  AND body_hash = ?
  AND created_at >= ?
  AND deleted_at IS NULL
LIMIT 1

これもD1に向いている処理です。

KVでも単純なrate limitはできますが、記事slug、作成日時、削除状態、重複判定を組み合わせて見るなら、SQLで扱えるD1のほうが実装が素直になります。

コメントは記事slugに紐づける

記事側では BlogPostPage.astro にコメントコンポーネントを追加しました。

<BlogComments locale={locale} slug={baseSlug} />

ここで渡すのはlocale付きのパスではなく、記事のbase slugです。

つまり、/blog/cloudflare-only-blog-comments//en/blog/cloudflare-only-blog-comments/ のような言語違いがあっても、同じslugに紐づくコメントとして扱えます。

もちろん、言語別にコメント欄を完全に分けたいなら、D1の取得条件に locale を入れればよいです。今回は、コメントを記事単位で共有しつつ、UI文言や日時表示だけlocaleに合わせる設計にしました。

コメントを検索indexに入れるか

今回のUIには data-pagefind-ignore を付けています。

コメントはブラウザ側で /api/comments から読み込みます。つまり、Astro build時のHTMLにはコメント本文が入りません。

この設計では、Pagefindや静的HTML上のSEO対象としてコメントを扱わないことになります。

これは意図的です。

公式ブログの本文は編集・レビュー済みのコンテンツとして検索対象にします。一方、コメントは訪問者の補足であり、スパムや雑談が混ざる可能性があります。検索流入を狙う本文と、コミュニケーションのためのコメント欄は分けて考えたほうが運用しやすいです。

もしコメント本文も検索対象にしたいなら、次のような別設計が必要です。

  • コメントをbuild時に取得してHTMLへ埋め込む
  • 定期buildや再生成の仕組みを持つ
  • 承認済みコメントだけを静的HTMLへ出す
  • Pagefind対象にするコメントと対象外にするコメントを分ける

最初の実装では、ここまでやらない判断にしました。

即時公開か承認制か

今回は、承認待ちにせず即時公開にしました。

ただし、これは何もしないという意味ではありません。API側で次を通した投稿だけを保存します。

  • Originが許可されている
  • Turnstileがserver-side validationを通っている
  • hostnameがallowlistに入っている
  • ハニーポットが空
  • URLやメールアドレスを含まない
  • 本文が短すぎない
  • rate limitにかかっていない
  • 同じ本文の重複投稿ではない

承認制にする場合は、schemaに approved_atstatus を追加し、表示クエリを approved_at IS NOT NULL に変えれば実現できます。

今回のような小規模な公式サイトでは、まずは強めの投稿制限とsoft deleteで始め、必要になったら管理画面を足すほうが実装量と運用負荷のバランスがよいです。

Cloudflareだけで完結させたときのよさ

この構成の一番の利点は、コメント機能の境界がサイトの既存構成と揃うこと です。

Cloudflare Pagesで静的HTMLを配信し、動的な最小部分だけPages Functionsで受ける。保存先はD1。bot対策はTurnstile。設定はWrangler。すべてCloudflare内で説明できます。

外部コメントサービスを使う場合、便利な反面、コメント欄だけ別の設計思想になります。

  • 表示UIが外部サービスに寄る
  • コメントデータの持ち主が変わる
  • 外部scriptの読み込みが増える
  • 削除や移行がサービス仕様に依存する
  • プライバシー説明が複雑になる

Cloudflare内に閉じると、その代わりに自分たちで作る責任は増えます。

しかし、公式サイトのように「コメント機能はほしいが、大規模コミュニティ機能まではいらない」ケースでは、Cloudflareだけで作る構成はかなり相性がよいです。

導入手順のまとめ

他のAstroサイトに入れるなら、流れはこうです。

  1. Cloudflare D1 databaseをpreview用とproduction用に作る
  2. wrangler.jsoncCOMMENTS_DB bindingを追加する
  3. TURNSTILE_SECRET_KEYCOMMENT_HASH_SALT をPages secretに設定する
  4. COMMENT_ALLOWED_HOSTNAMES に本番hostとPages preview hostを入れる
  5. migrations/0001_create_blog_comments.sql を作る
  6. npx wrangler d1 execute ... --remote --file=... でschemaを適用する
  7. functions/api/comments.ts でGET/POST/OPTIONSを実装する
  8. BlogComments.astro で一覧、フォーム、Turnstile widgetを実装する
  9. BlogPostPage.astro の本文下へコメントコンポーネントを置く
  10. productionとpreviewで別D1に書き込まれることを確認する

Cloudflare D1のWrangler commandでは、SQLファイルを実行する d1 execute や、versioned migration fileを作る d1 migrations create / d1 migrations apply が用意されています。プロジェクトの運用に合わせて、単発のschema適用にするか、migrations applyに寄せるかを決めます。

ローカルとpreviewで確認すること

コメント機能は、静的HTMLだけ見ても確認しきれません。

最低限、次を見ます。

  • 記事詳細にコメント欄が表示される
  • /api/comments?slug=... が空配列または既存コメントを返す
  • Turnstile未完了ではPOSTできない
  • URLやメールアドレス入りの本文が拒否される
  • 同じ本文の連投が拒否される
  • production previewで本番D1へ書き込まない
  • COMMENT_ALLOWED_HOSTNAMES にないoriginから拒否される
  • deleted_at を入れたコメントが表示されない

Astroの通常dev serverだけでは、Cloudflare Pages FunctionsやD1 bindingの挙動とズレます。Cloudflare binding込みで見るときは、wrangler pages dev かCloudflare Pagesのpreview環境で確認します。

今後足すなら

今回の実装は、小さく始めるコメント機能です。

今後拡張するなら、候補はあります。

  • 管理者用の承認・削除UI
  • approved_at を使った承認制
  • 通知メール
  • 管理者返信
  • 記事ごとのコメント受付ON/OFF
  • さらに細かいrate limit
  • Cloudflare Queuesを使った非同期moderation

ただし、最初から全部入れると、コメント欄ではなく小さなコミュニティサービスを作ることになります。

今回の目的は、公式ブログに軽いコメント欄を置くことです。その範囲なら、Cloudflare Pages Functions、D1、Turnstileの組み合わせで十分に実用になります。

参考

まとめ

静的サイトにコメント機能を入れるとき、外部コメントサービスを使うのは自然な選択肢です。

ただ、すでにCloudflare Pagesで配信しているサイトなら、Cloudflareだけで作る選択肢もかなり現実的です。

Pages FunctionsでAPI境界を作り、D1に保存し、Turnstileでbot対策をし、Wranglerで環境ごとのbindingを管理する。これで、静的サイトの強みを残したまま、必要な部分だけ動的にできます。

外部サービスに頼らない分、入力検証、rate limit、hostname allowlist、削除運用は自分たちで設計する必要があります。

その代わり、コメント欄のUI、データ、セキュリティ境界、preview/production分離をサイトの方針に合わせられます。

公式サイトのブログに小さくコメント機能を足したいなら、Cloudflareだけで作る構成は十分に候補になります。

Cloudflare Comments

Cloudflareだけで作るコメント機能の構成

AstroはUIを描画し、Cloudflare Pages FunctionsがAPI境界になり、D1とTurnstileをCloudflare内の部品としてつなぎます。

AstroにUIを置く

記事詳細の下にコメント一覧、投稿フォーム、Turnstile widgetを配置する。

Pages Functionで受ける

`/api/comments` がGET/POST/OPTIONSを処理し、入力検証とCORSを担当する。

D1に保存する

`COMMENTS_DB` bindingでSQLite互換のD1へコメント、hash、作成日時を保存する。

Turnstileで守る

Cloudflare Turnstile tokenをserver-side validationし、hostname allowlistも確認する。

外部コメントサービスとCloudflare内製の違い

外部コメントサービス

  • 導入は速いが、UI、データ保存先、規約、表示速度をサービス側に寄せる
  • 外部scriptやiframeが記事ページの読み込みに影響しやすい
  • 多言語UIやサイトデザインとの統一に制約が出やすい
  • コメントデータの扱い、削除、移行がサービス仕様に依存する

Cloudflareだけで実装

  • Pages Functions、D1、TurnstileだけでAPIと保存先を持てる
  • Astro側のHTML/CSSとしてサイトデザインへ自然に合わせられる
  • Wrangler設定でpreviewとproductionのD1を分けられる
  • スパム対策、削除、保存する個人情報の範囲を自分たちで決められる
実装前に決めること
  • 完了: コメントを外部サービスへ預けず、自サイトのCloudflare構成で持つ
  • 完了: 保存先はD1、API境界はCloudflare Pages Functionsにする
  • 完了: Turnstile tokenは必ずserver-side validationする
  • 完了: URL、メール、HTML、Markdownリンク、宣伝語句を投稿前に拒否する
  • 完了: preview/localとproductionのD1 bindingを分ける
よくある質問
外部コメントサービスを使わないメリットは何ですか?
データ保存先、UI、スパム対策、削除運用、preview環境の扱いを自分たちで決められることです。外部scriptやサービス仕様への依存も減ります。
D1だけでコメント機能は足りますか?
記事コメントのように、post_slugで取得し、作成日時順に表示する小規模なリレーショナルデータならD1で扱いやすいです。リアルタイム通知や大規模な権限管理が必要なら別設計を検討します。
Turnstileをフロントに置くだけではだめですか?
だめです。TurnstileのtokenはPages Function側でSiteverify APIへ送り、成功結果とhostnameを確認してから保存処理へ進めます。

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Acecore 代表。業務システム、Web、DB/インフラ、品質保証、AI活用を、事業課題の整理から設計・導入後の改善までつなげて推進している。 C#/.NET を軸にした実装力を土台に、PHP/JavaScript、SQL Server/PostgreSQL/MySQL、Linux/Windows Server なども踏まえ、要件整理、技術選定、品質基準、GitHubベースの開発運用まで一体で設計する。 生成AIは、開発・検証・情報整理などの業務プロセスに取り入れ、小規模チームでも速く確かな成果を出すための実務基盤として活用している。

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